大國主命神社
おおくにぬしのみこと
おおくにぬしのみこと
奈良を代表する信仰行事である春日講
個人で塾等をされる方募集中
東城戸は、16世紀末豊臣秀長支配下の「奈良惣中」櫃本十二町として、椿井、角振、上三条、小西、高天、林小路、餅飯殿、南市、下御門、脇戸、中院とともにその名前が残っている。
その後、奈良は幕府の天領となり、中街道は豪商が立ち並んだ。
会所の位置には、もと安養寺があったが17世紀に北袋町に移転し、現在の敷地は豪商より「町中が大國主命神社を守ること」を条件に寄贈されたと伝えられる。
大國主命神社 例祭7月9日・10日 甲子祭六十日ごと
明治5年7月、中院町小学校(明治5年5月設置の私小学校)の分校として私小学校「嚶鳴舎」が当所に設置(林小路町「陶化舎」は6月)され、「学制」後の明治6年11月「嚶鳴舎第四小学」となり、その後、「陶化舎第六小学」とともに明治9年4月新築の「椿井小学」(椿井小学校)に統合された。(現在の椿井小学校は陶化舎設置の明治5年6月を創立としている)
明治11年6月には「奈良女紅場」が設置されたが、女紅場が各小学校内へ移った後の明治18年6月には68ケ町村の要望で当所に「寧楽幼稚園」が設置された。(翌年、東寺林町に移転)
町に伝わる「春日宮曼荼羅」(春日社の五神を本地仏の形で描いたもの)は、「年中行司記」などと共に奈良国立博物館に寄託され、毎年1月11日には会所にて春日宮曼荼羅を拝礼する「春日講」が行われてきている。
資料出典 奈良市史通史 奈良町風土記 その他
毎年恒例の春日講後の初詣